たたり恐れ?石仏捨てる 持ち主分かり返還 千葉

2008年8月20日7時53分

 千葉県印西市小倉台4丁目の印西市立図書館の通用口に先月16日、石仏の頭部が置いてある状態で発見され、印西署が持ち主を捜していたが、同署は19日、図書館の近くに住む無職の男性(65)に返還したと発表した。

 同署によると、石仏はこの男性が7年前、都内の骨董(こっとう)市で「御利益がある」として、3万円で購入したものだという。ところが、男性はその後病にかかり、「これを置いたせいだ」と、石仏を捨てようとした。

 どこに捨てようかと考え「図書館であれば大切にしてくれる」と、自宅から持ち出して、図書館の通用口に置いた。7月22日夜に報道を見て、騒ぎに気づいて名乗り出たという。
http://www.asahi.com/national/update/0820/TKY200808200010.html

刈っても刈っても花畑、体育祭ピンチ! 高知の中学校

2008年6月27日14時15分

写真一面黄色い花で覆われた野根中学校の校庭。花を抜いても抜いても追いつかない。後方は校舎=東洋町野根写真一昨年の体育祭の様子。本当は、こんなに広々した校庭だった=野根中学校提供

 黄色い花が一面に咲くお花畑――。信じられないかもしれないが実は、東洋町野根の町立野根中学校(松井章弘校長)の校庭だ。コスモスに似た「雑草」に占領されてしまい、関係者らは頭を抱えている。

 同校は、全校生徒12人の小規模校で、校庭は約1万平方メートルと広々としていて、秋には近くの小学校との合同の体育祭も開かれる。ところが現在、中央部分が少し残るだけで、びっしりとこの黄色い花が、グラウンドで咲き誇っている。

 教師や生徒たちが、図鑑で調べてみると、北米原産のハルシャギクらしいことが分かった。繁殖力の強いコスモスに似たキク科の花で、茎の高さは30〜60センチ。5〜8月ごろにかけて、黄色に濃赤色が蛇の目模様に入った花を咲かせる。

 ここ数年、校庭の一部や周囲で、この黄色い花がどんどんと増え続けていたという。例年は、花が枯れる8月の夏休みに耕運機で茎や花ごと土を耕し、グラウンドに戻していた。種子が交ざったまま整地したのが裏目に出たのか、今年は5月に、グラウンド全体から一斉に芽を出した。「サッカーのゴールネットがこの花で埋もれたのにはビックリしました」と生徒たちは語る。

 最初は刈り取っていたが、刈っても刈っても次々に茎を伸ばし、花をつける。体育の授業は体育館で実施せざるを得なくなった。「せっかく咲いているのに踏みつぶしてはかわいそう」。生徒たちは優しい心遣いを見せたが、このままではグラウンドが使えない。最近は、教師たちが空いた時間を利用して一本ずつ引き抜き、生徒たちも積極的に草むしりに参加しはじめた。

 「子どもたちには草花を大事にしよう、と教えているが、背に腹は代えられません」と松井校長。町教委では「7月に入れば、機械を入れて、整地する予定」と説明する。それでも、土の中に種子が残ることには変わりはない。「毎年、同じことになりますが」と町教委の担当者。解決策は見つかっていない。(川原崎茂)
http://www.asahi.com/national/update/0625/OSK200806250034.html

21枚葉のクローバー発見、ギネス記録を3枚更新…岩手

 葉の数が多いクローバーについて研究している岩手県花巻市の農業小原繁男さん(83)が、自宅の畑で21枚葉のクローバーを発見、自らが持つギネス認定記録の18枚を上回った。

 0・7〜1・3センチの小さな葉が、バラの花びらのように折り重なっている。3日、自宅の畑に腹ばいになり、数字を書いたシールをはりながら数えて確認した。

 小原さんは元県職員で、飼料作物を研究した経験を持つ。1951年、約6割が4枚以上の葉を出した珍しいクローバーに出会ったのがきっかけで、葉の数と遺伝の関係を研究し始め、畑で自然交配をさせた。

 18枚葉を見つけたのは2002年。今年5月には、家族が27枚葉を見つけたという。「もっと多いものがあるはず」と、今回は記録更新の申請を見送るつもりだ。

 四つ葉は幸せ、五つ葉は金運、六つ葉は名声──といわれるクローバー。小原さんの夢は、30枚葉という。
(2008年6月5日19時44分 読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20080605-OYT1T00585.htm

タスポ「ご自由に」の自販機 各地で出没

2008年06月06日07時53分

 佐賀県上峰町内のたばこ店が未成年者喫煙防止のための成人識別ICカード「タスポ」を5月中旬から自動販売機に備え付け、カードがなくてもたばこを買える状態にしていたことが分かった。店主は「売り上げが極端に減ったため」として「ルール違反」を承知で備え付けていたが、業界の指導などを受け、5日朝、自主的に撤去した。

 カード発行元の日本たばこ協会によると、カードは表に印刷された本人のみが利用でき、他人に貸与、譲渡、質入れすることができず、不正利用が発覚した場合はカードの利用を停止することがあるという。同じような事例は福島県で2件、福岡県ではゴルフ場も含めて2件発覚している。

 同協会の小林和之・未成年者喫煙防止対策室長は「カードの備え付けは貸与と同じか、それ以上に悪質。制度の趣旨、信頼を根幹から揺るがす行為で、業界を通じて監視を強化する」と話している。
http://www.asahi.com/national/update/0606/SEB200806060002.html

「縁起物」白イノシシ夫婦、赤ちゃん5匹も白イノシシ

2008年06月04日10時35分

 大分県九重町松木の宝八幡宮で飼われている白イノシシの夫婦、シロくん(5歳)とユメちゃん(3歳)の間に、両親と同じ白い赤ちゃん5匹が誕生した。

写真

乳を飲む子イノシシと母親のユメ=大分県九重町松木の宝八幡宮

 シロくんは氏子の藤原三治さん(57)が04年12月、神社の裏山で捕獲し、縁起物として奉納。06年12月、別の山で捕まったユメちゃんと結婚させた。

 2世の誕生を心待ちにしていた藤原さんは「親子7匹とも白色はギネスもの。八幡様に願いが通じたのかも」と大喜び。神社も早速、赤ちゃんの愛称募集を始めた。
http://www.asahi.com/national/update/0604/SEB200806040001.html

ベトナム通信、カンボジア沖で「UFO」爆発と報道

[ 2008年05月29日 10時01分 ]
5月28日、ベトナム通信は、同国南部プーコック島の上空で未確認飛行物体(UFO)が爆発したと報じた。写真は見つかった破片を運ぶカンボジアの警察官(2008年 ロイター)

 [ハノイ 28日 ロイター] ベトナム通信(VNA)は28日、同国南部プーコック島の上空で未確認飛行物体(UFO)が爆発したと報じた。島の住民らは、長さ1.5メートルの破片を含む灰色の金属のかけらを発見したという。

 VNAは「プーコック島でUFOが爆発」と題した記事を配信。その中で「爆発は地上約8キロの上空で起き、恐らく飛行機だろうが、当局は民間機か軍用機か確認できていない」としている。

 機体の残骸(ざんがい)や生存者の捜索に兵士らが派遣され、現地当局は国内およびカンボジア、タイの航空会社に連絡を取っているが、これまでに行方不明になった機体の情報は届けられていないという。

 プーコック島から約10キロ離れたカンボジアのカンポットの住民らは27日、大きな爆発音を聞いたと述べていた。ロイターが28日行った取材に対しては、沿岸近くで金属の破片を見つけたと語っている。
http://www.excite.co.jp/News/odd/00081212022949.html

押し入れの天袋に女 マットレス持ち込み、隠れ住む?

2008年05月29日10時36分

 民家に忍び込んだとして、福岡県警粕屋署は28日、住所不定、無職堀川タツ子容疑者(58)を住居侵入の疑いで現行犯逮捕した。押し入れの天袋にマットレスが持ち込まれており、同署は数カ月間隠れ住んでいた疑いもあるとみている。堀川容疑者は「住む所がなかった」と話しているという。

 調べでは、堀川容疑者は28日午後3時ごろ、同県志免町の無職男性(57)宅に侵入した疑い。

 男性は一人暮らし。家の中で食べ物がたびたびなくなったことから、何らかの反応があると画像を携帯電話にメールで送る仕組みの警報装置を設置。28日午後に外出した際、家の中で人が動き回る画像が携帯に送られてきたため110番通報した。駆けつけた粕屋署員が、天袋に隠れていた堀川容疑者を見つけた。

 同容疑者は以前にも男性宅に侵入したことがあるらしい。天袋にはペットボトルなども持ち込まれていたという。
http://www.asahi.com/national/update/0529/SEB200805290001.html