いかりや長介一周忌

長さん一周忌「しのぶ会」に700人
昨年3月20日に死去したザ・ドリフターズのリーダーで俳優のいかりや長介さん(享年72、本名・碇矢長一)の一周忌にちなんだ「しのぶ会」が12日、都内のホテルで行われた。祭壇は桜など四季の花で飾られ、いしだあゆみ由紀さおり小泉孝太郎ユースケ・サンタマリアら約700人が出席した。
発起人を代表して加藤茶(62)があいさつ。「1年は本当に早い。僕たちも相当な年ですが、まだまだドリフターズは解散しません!
自分たちの体をいたわりながら、4人でドリフのコントを続けていきます。バカを貫きます」と天国のリーダーに誓った。
志村けん(55)は「一緒によく飲んだことを思い出しながら飲みました。いい思い出しか残っていない」。「小言というかグチを一番多く聞かされた」という高木ブー(72)が「まだ成仏できないでこの辺にいるよ」と言うと、加藤、志村、仲本工事(63)が「要領悪いからグチを聞かされてたんだろ」と突っ込んだ。にぎやかなことが好きだったいかりやさんを、メンバー全員で明るくしのんだ。
昨年7月、いかりやさんの長男浩一さんに男の子が誕生。いかりやさんは生前「男なら『まさき』がいい」と孫の誕生を楽しみにしていたという。浩一さんは「真輝(まさき)と名付けたので喜んでくれたのでは。男の子が生まれて碇矢家も安泰です」と話した。(日刊スポーツ) - 3月13日9時51分更新