金色のナマズ

幸運を呼ぶ縁起物? 福地で金色のナマズ発見(2005/11/23)
福地村で見つかった金色に見えるナマズ。幸運を呼んでくれる?
 果たしてこれは縁起物? 福地村なまず養殖出荷組合(高橋隆博組合長)の養殖池で、体の一部が金色のように輝くナマズ二匹が見つかった。組合関係者は「こんなものは初めて」と驚きを隠せないでいる。
 見つかったのは、いずれも体長約五〇センチ、体重約一キロのマナマズのメスで、生後三年ほど経過しているという。片方は頭から胴の半分ほど、もう片方は頭の部分だけがやや白みがかった金色をしている。
 十月下旬に出荷のためいけすから網で引き上げたところ、白い頭がにょっきりと見えたという。
 組合事務局の村企画振興課の小村良伸主事は「初めは(コイ科の)ア<リカナマズかと思った」と話す。原因は不明だが、色素が抜け落ちた可能性が高いとみられる。現在は組合員の一人の自宅で飼育されている。「白いヘビはよく縁起がいいと言われているので、それにあやかりたい」と小村主事。「ニックネームでも付けて、できればイベントなどで多くの人に見てもらいたい」と、村の“広告塔”の役割を期待している。
【写真説明】
福地村で見つかった金色に見えるナマズ。幸運を呼んでくれる?