秋葉山から火事を出す

火災:「火災予防の神様」秋葉山神社が全焼 ろうそくから引火?−−横手 /秋田

 24日午前10時15分ごろ、「火災予防の神様」として知られる横手市雄物川町沼舘中島の秋葉山神社から煙が出ているのを近くに住む男性が発見し、119番通報した。横手消防署雄物川分署の署員が出動し、約20分後に消し止めたが、木造平屋建ての同神社約11平方メートルは全焼した。同分署などによると、神社は4畳半ほどの部屋に祭壇をまつった小さなほこらで、地域の人たちが交代で管理している。
 神社では午前11時からの「例祭」に備え、近くに住む氏子2人が午前10時ごろから準備をしていたという。燭台のろうそくに火をつけた後、料理を取りに出て無人だったという。ろうそくが倒れて引火したらしい。この日の祭りも地域の火災予防を祈るためのもので、約20人が参加する予定だった。【百武信幸】

4月25日朝刊
毎日新聞) - 4月25日12時2分更新
出典 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060425-00000132-mailo-l05