香河老人

どうも、中国には現在でも腐らない遺体への信仰があって、文革後、現在に至るまでそういうものになる人が絶えないらしい。昨日の妙智という坊さんは、九華山巡礼で肉身仏になりたいと思ったそうだが、最近でも、大興和尚、慈明和尚、明浄和尚、仁義法師とかいう人たちが「肉身仏」・「全身舎利」とかいわれるものになっているらしい。
俗人でも、香河老人という人はミイラになって「金剛琉璃体」として信仰されているらしい。
香河老人:http://www.xianghe.cn/csmp/qrys/
中国は偉大な国だな。
もちろん、日本でも弘法大師とか、弘智法印(http://www.saisyouji.jp/saisyo-ji/contents-sokusinbutu-navi.html)とか、いろいろ即身仏があるわけだが、明治になると官憲の取り締まりが厳しくなって、即身仏になりたくてもなれない、入定して、即身仏になった(だろう)人を確かめたくても掘り出せない、ということになってこういうのは絶えてしまっている。