メキシコの作家、絞殺した元恋人を油で揚げて一部食べる

[ 2007年10月16日 10時40分 ]
 [メキシコ市 15日 ロイター] 人を食べる人間を題材にした本を執筆し、魔術を行っていたというメキシコ人作家が、元恋人の女性を絞殺し、遺体の一部を揚げて食べるという事件が発生した。検察当局が15日に明らかにした。

 警察が先週、ホセ・ルイス・カルバ容疑者のアパートを家宅捜索したところ、食卓の上で食器類とともに、油で揚げた人間の肉が乗った皿を発見した。さらに冷蔵庫にも人間の肉、シリアルの箱からは人間の骨が見つかった。

 メキシコ市の検察当局者は、記者会見で「男(容疑者)が人間の肉を食べたと仮定しても全く差し支えない」と述べた。

 カルバ容疑者は、警察がアパートに突入した際に逃げようとしてベランダから転落し負傷、現在病院で治療を受けている。

 検察側は、同容疑者が過去2年間に別の女性2人も絞殺し、遺体を切断した疑いがあるとみている。

 同容疑者は、自作の詩を路上で売って生計を立てていたとみられており、アパートからは、人を食べる人間を題材にした書きかけの本が見つかっている。

http://www.excite.co.jp/News/odd/00081192498863.html