決闘

決闘:ルール決め、1対1で殴り合い 容疑の中学生ら5人を逮捕 国立/東京
中学生らがルールを決めて1対1で殴り合いをしたとして、警視庁生活安全総務課と立川署は2日、国立市立中学3年の3人を含む15〓16歳の少年5人を決闘と傷害の疑いで逮捕、中学3年の少年(15)を決闘容疑で書類送検した。決闘罪は1889(明治22)年に制定された法律で、適用されたのは02年以来3年ぶり。
調べでは、6人は同市の別々の市立中学の在校生と卒業生。在校生同士のトラブルに決着を付けるため、昨年10月21日午後5時ごろ、同市谷保の多摩川河川敷で2組に分かれて殴り合い、1人に顔の骨を折る重傷を負わせた疑い。 決闘には▽道具は使わない▽股間(こかん)をけらない▽相手が「ギブ(アップ)」と言ったら終了する〓〓などのルールを決め、卒業生2人が審判役を務めていた。
トラブルのきっかけは、1人の自転車のサドルが切られたことだったという。6人はいずれも容疑を認め、「反省している」と話しているという。【合田月美】毎日新聞 2005年3月3日

6少年、決闘容疑 ルール決め審判役も 東京・国立
「審判」役をおいて1対1のけんかをしたとして、警視庁は、東京都国立市に住む中学3年の男子生徒4人(いずれも15)と、八王子市の板金工(16)ら少年2人を「決闘罪に関する件」違反の疑いなどで逮捕・書類送検したと2日発表した。うち5人はすでに家裁に送致されている。昨年秋、男子生徒の1人が「決闘」の相手方となった別の中学の生徒2人の自転車の鍵などを壊したのが原因だったという。
非行集団特別捜査隊と立川署の調べでは、男子生徒4人は昨年10月21日午後5時ごろ、国立市多摩川河川敷のグラウンドで、それぞれ1対1のけんかをした疑い。うち1人は顔の骨が折れるなどの大けがをした。少年2人はそれぞれの中学の卒業生で、「素手でやる。『ギブ』と言ったら終わり」などのルールを決めたり、「審判」をしたりしたという。
決闘罪に関する件」は明治時代に制定された特別法で、決闘を挑んだり立ち会ったりする行為も禁じている。(03/02 15:13)