特産品振興

KUMA2005-03-04

篠山市が「黒まめ課」新設 兵庫の産地が特産振興
丹波の黒豆」の産地として知られる兵庫県篠山市は4日までに、地域の特産物の振興を図るため「丹波ささやま黒まめ課」を新設することを決めた。4月1日にスタートする。特産物振興に特化した部署は全国でも珍しいという。
農作物関係の業務はこれまで農政課が一括して担当していたが、「特産物の生産力を上げ、ブランド力を強化しよう」と特産物専門の新たな部署の設置を決めた。
「黒まめ課」はヤマイモ、クリなど黒豆以外の特産物の振興も担当。商工観光課や農協と連携し、栽培に時間のかかる黒豆の生産支援や、農産物に欠かせない「土づくり」、特産物のPR活動などを行う。
同市は「黒まめ課の活動を通じ、全国の人に丹波篠山の黒豆を知ってほしい」としている。(共同通信) - 3月4日11時14分更新