ニコン、フィルムカメラ事業の「撤退」を否定

最近のカメラ雑誌でも強調していたが。

ニコンフィルムカメラ事業の「撤退」を否定

2006年03月30日20時03分

 ニコンは30日に開いた中期経営計画説明会で、大幅縮小を決めたフィルムカメラ事業について「最後のメーカーになるつもりだ。完全にはやめていない」と強調した。「事実上の撤退」と受け止めたファンから意見や問い合わせが相次いでおり、火消しに躍起だ。木村真琴専務は「新機種を出す可能性はある」とも述べた。

 ニコンは1月、フィルム一眼レフのうち「F6」「FM10」を除いて生産を終了し、生産を続ける2機種も新規開発はやめると表明した。ただ「強い需要、顧客の支援がある限り、基本的には事業を続ける」という。