町史執筆

もう今日が締め切り。2日に、別の調査で町史の大ボスに会うので、「原稿出したか?」と言われて「出してません」とはいえない。
今日の、昼の3時頃に編纂室にメールを送りつけるという感じで進行中。
とりあえず、歌謡を書いている、というか、写している。写しているとこの調査はどういう年代の人に聞いたのかが分からなくなってくる。正続とあって、続の方は、「明治三十年代」などと年代が書いてあるのだが、正の方にはそういうのがない。
伝承者の名前はあるけれども、生年月日がない。手まり歌で「進駐軍 ジープに乗ってハイキング」(まりつき歌)といった歌詞がある。1950年代末の調査なので、オンタイムの歌も拾っているらしい。「日露戦争はじまって、さっさと逃げるはロシヤの兵」(まりつき歌)などという歌もある。
そうかと思えば、風流踊りにありそうな古風な歌もある。もう亡くなったが、関西のこの地域では有名な先生が調査したものなので、へんなものは入ってはないと信じたいが、基本的なデータがないというのはどうにも困ったもんだ。