信号機、根元から折れる 高校生が支柱つかんだところ

2006年11月06日22時43分

 6日午後4時ごろ、堺市中区八田西町2丁の府道交差点の横断歩道で、信号待ちをしていた高校2年の男子生徒(16)が自転車に乗ったまま、左手で歩行者用の信号機の支柱をつかんだところ、突然、根元から折れた。生徒はバランスを崩し、自転車ごと転倒して左ひざに軽いけがを負った。支柱は鉄製で、堺南署は「信号機は散歩中の犬に小便をかけられるなどして根元が腐食しやすい」と話している。

 調べでは、信号機の支柱は高さ3.2メートル、重さ90キロ、直径10センチ。根元がさびており真っ二つに折れた。

 同署によると、府内の信号機は年1回、委託先の補修業者が点検。今回折れた信号機は81年に設置され、今年6月に点検したところ、「良好」との報告があった。
http://www.asahi.com/national/update/1106/OSK200611060070.html