猫が子犬を3匹出産!?

KUMA2006-11-19

[ 2006年11月19日 10時02分 ]

[パッソフンド・ブラジル 17日 ロイター] ブラジル南部にあるパッソフンドの町に住む18歳の女性が、「飼っている猫が3匹の子犬を生んだ」と主張している。このため、遺伝学者のアディル・パチェコ氏が金曜日、生まれた3匹の血液を採取し、犬か猫かを調べることになった。

「生まれたのは犬か猫か、調べるのは至って簡単です。採取した血液サンプルから78の染色体が見つかれば犬です。38の染色体なら猫です」とパチェコ氏は説明する。

しかしパチェコ氏は、生まれてきた3匹の特徴が犬に酷似しているため、一見したところでは猫だとは思えないと見解を述べている。

猫の飼い主、カッシア・アパレシーダ・デ・ソーザさんによると、6匹生まれたがその内3匹が子犬で、もう3匹が子猫だったが、残念ながら生まれた子猫3匹は死亡してしまったという。また、ソーザさんを含め彼女の夫や近隣住民は、隣家が飼っている雑種犬が父親ではないかと考えている。

猫から子犬が生まれた、というニュースをブラジルのあらゆるメディアが報じた。しかし、一部地元紙は「嘘をついて人々の注目を集めようとしている。ソーザさんは数カ月後に出産するため、お金儲けをしようとしている」と夫婦を非難する記事を掲載した。

ソーザさんの夫は「こういった声があることに憤りを感じる」とコメントしている。

パチェコ氏はこういった流れから地元紙に生まれた3匹の血液調査を依頼されたという。また、その結果が出るのは火曜日の予定となっている。
http://www.excite.co.jp/News/odd/00081163898176.html