大学院生にセクハラ、京大が50歳代教授を停職処分

 京都大は21日、指導していた大学院生の女性にセクハラ行為をしたとして、50歳代の大学院情報学研究科教授を停職2か月の懲戒処分にしたと発表した。

 同大学によると、教授は2005年5月から、研究室や路上で女性の体を触った。女性の抗議でいったんはやめたが、再びセクハラ行為をするようになり、同8月まで続けた。女性は大学院を数か月間休み、今年2月、弁護士を通じて大学側に被害を訴えた。教授は行為を認め、謝罪しているという。

 木谷雅人副学長は「教育研究機関でこのようなことが起き、誠に遺憾。再発防止を徹底したい」と話している。
(2006年11月21日21時42分 読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20061121i414.htm?from=main4