神社の本殿に現金300万円、掃除の氏子が発見 愛知

2006年12月09日20時23分

 9日午後3時半ごろ、愛知県一宮市大和町南高井の縣(あがた)神社の本殿の床に、紙に包まれた現金300万円が置かれているのを、掃除と参拝に訪れた近くの氏子の男性ら3人が見つけ、一宮署に届けた。

 調べでは、現金はすべて1万円札で、100万円ずつ銀行の帯封が付いたままだったという。同神社は普段は無人で、本殿は施錠されていなかった。本殿外にはさい銭箱もあるという。

 同署は「さい銭箱ではなく本殿に置かれていたことや、常識的に考えて金額も大きいことから、さい銭とはせず、拾得物として処理した」としている。

 近くに住む女性は、「よくお参りしている。以前、さい銭箱が壊されたことがあった。盗まれるよりはいいけど、なんのお金なのか、びっくりです」と話した。
http://www.asahi.com/national/update/1209/NGY200612090008.html