大型看板を設置

 兵庫県丹波市山南町下滝、上久下地域づくりセンター(旧上久下地区公民館)に18日、白亜紀をイメージした風景を背景にティタノサウルスの骨格を描き、地質年表も添えた大型看板が設置された。

 看板は縦1・57メートル、横2・75メートル。兵庫丹波の森協会発行の冊子「丹波篠山市丹波市)のむかしばなし」の編集委員長で元上久下小の校長を務めた篠山市曽地中、田中貞典さん(78)が2週間かけて製作し、寄贈した。

 田中さんは「校長時代、毎日、電車で通った場所から恐竜化石が見つかった。懐かしさといろんな思いがこみあげ、製作を思いついた」と話した。寄贈された柳川瀬義輝・上久下地域自治協議会会長は「福知山線の電車からもよく見える場所なので、多くの人にPRできる」と喜んでいた。
(2007年4月19日 読売新聞)
http://osaka.yomiuri.co.jp/tokusyu/dinosaur/20070423kf04.htm