平成19年7月1日 三佛寺奥院国宝投入堂法要特別拝観

 多方面の方々から熱望されていた三佛寺奥院国宝投入堂への特別拝観を、この度三徳山開山千三百年記念として投入堂内で法要するということで企画いたしました。
 下記の条件等を良くお読みいただき、参加希望の方はご応募ください。

 三徳山三佛寺慶雲3年(706)開山したと伝わり、平成18年から平成22年まで三徳山開山千三百年祭を行っております。中心は約100年ぶりの各諸堂の修復です。三佛寺の奥院である国宝投入堂も平成18年度に修復工事を致しました。
 投入堂は断崖絶壁の中腹にあり危険なため、一切見学者・参拝者の入堂を許可していませんでした。しかしこの度一般の方にも直に触れて感じていただく機会を作ろうと、三徳山開山千三百年祭の一環として一般の方を募集することに致しました。

 投入堂は近年の科学的調査により平安後期の作であり、現存する神社建築としては日本最古級であると解明しました。また、かつては朱塗りであったとみられる痕跡も見つかりました。国風文化を代表されるといわれる国宝投入堂、興味のある方は是非拝観してみませんか。
 しかし投入堂は平安後期に建立され約千年前の木材が未だに使用されている箇所もあり、非常に脆くなっている危険性もありますので、できるだけ少人数と致します。


 <日  時> 平成19年11月上旬〜中旬予定

 <人  数> 3名程度

 <条  件> 18歳以上で健康な男女

 <募集方法> 名前、年齢、住所、連絡先(電話番号)と共に、『なぜ投入堂拝観をしたいと思ったか』や『文化財・歴史・建築などに対する気持ち』などご自分の気持ちを原稿用紙にて送ってください。枚数に制限はありません。
 その中から選考委員が選考し、最終的に三佛寺住職に入堂許可を受けることとなります。

 <募集期限> 7月1日〜9月1日

 <費  用> 入山志納金600円(旅費・交通費は個人の負担となります。)

 <送付先>  〒682-0132
   鳥取県東伯郡三朝町三徳1010
   三徳山三佛寺内 奥院投入堂法要特別拝観係


● 国籍、宗派、宗教は問いませんが、入堂に際しての作法は天台修験道三徳山法流に従っていただきます。ただし内陣には入れません。
● 当日雨天などにより入山禁止になった場合は、延期または中止とします。
● 安全対策を施す予定ですが、万が一怪我や死亡事故が起こっても一切責任は負えません。
● 選考後は、選ばれた方のみ本人にお知らせします。
● 入堂許可は応募された方につき一名のみです。随行は認めません。
● 選考に関する質問は受け付けません。
● 送っていただいた作品の著作権三徳山三佛寺に帰属することとなります。
● 送っていただいた方の個人情報はこの企画の運営以外では使用しません。
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